当協会では、安全なタンニングサービスをお客様に提供するため、タンニングマシン利用上の安全基準を平成12年に策定し、この基準に沿って協会加盟店が事業を行うよう指導してまいりました。
今年の6月22日に、東京都より「日焼けマシンの安全な利用に関する調査」が公表され、当協会に安全対策を講じるよう要望がありました。また、消費者庁からも「日焼けマシンの使用に伴う危害の防止について」という注意喚起が行われています。
これを受けまして、当協会としましても、広く利用者の方々に、より安全にタンニングマシンを利用していただくために、有識者による検討会を設置し、新たな安全基準の策定を行うことになりました。
つきましては、検討会におきまして、タンニングマシンの一般利用者の方からもご意見をうかがうために委員を公募します。
検討会の内容/当協会が新たに定めるタンニングマシン利用上の安全基準について委員の皆様からご意見をうかがいます。
検討会の時期/平成22年9月〜11月に月1回のペースで計3回開催予定。
(検討会は8月下旬に設置予定)
検討会の開催地/東京都23区内
応募資格/タンニングマシンの一般利用者で20歳以上の方
募集人員/若干名
応募期限/平成22年8月20日(金)
応募方法/氏名・住所・生年月日・電話番号・メールアドレスと、タンニングマシンをご利用されている状況を記入の上、E-mailにて当協会までお送りください。(info@safetytan.org)
検討会委員の構成/医師、弁護士、紫外線照射機器の専門家、協会未加盟の事業者、利用者
オブザーバー/消費者庁、東京都
平成22年6月22日に、東京都が「日焼けマシンの安全な利用法に関する調査」を公表しました。
当協会が定めている安全基準については、協会に加盟している事業者・施設では遵守されていますが今後、協会に加盟していない施設にも対しても普及させるため、消費者庁と東京都と協議の上、
外部有識者を含めた検討会を開き、新たな安全基準をつくることになりました。
去る6月22日に、東京都において「日焼けマシンの安全な利用法に関する調査」が公表され、当協会に、安全対策を講じるよう要望がありました。また、消費者庁からも、この東京都の公表を受けて、「日焼けマシンの使用に伴う危害の防止について」という注意喚起が行われています。
当協会では、利用者の方々が日焼けマシンを安心・安全にご利用できるよう、平成12年に現在の「安全基準」(「警告-利用上のご注意」、「1-weekプログラム」及び「肌タイプの分類とタンニング限度時間」)を策定し、この基準に沿って加盟各社が事業を行うよう指導してまいりました。
今般、消費者庁や東京都とも協議した結果、現在の安全基準を見直して、科学的根拠や諸外国の状況も踏まえた新たな安全基準を作成すべく、外部の有識者の方々による検討会を設置することといたしました。この検討会には、弁護士、医師(皮膚科、眼科)、医療ジャーナリスト、紫外線照射機器の専門家、当協会未加盟の事業者、利用者(公募の予定)、などで構成し、消費者庁及び東京都にもオブザーバーとして参加いただくこととしています。
具体的には、8月より検討会での検討を開始し、年内を目途に新たな安全基準をまとめていただく予定です。また、この安全基準については、消費者庁及び東京都とも連携しながら、広く利用者の方々に周知するとともに、当協会に加盟していない事業者の方にも、この安全基準に基づき事業を行うよう強く要請してまいります。
当協会は、今後とも、利用者の方々に信頼される事業の構築に向けて、努力を続けてまいります。
※タンニングガイドをご覧いただくと、詳細な情報がご覧になれます。
当協会(JSTA)が主催する恒例のタンニングセミナーが平成22年3月29日
アルカディア市ヶ谷(私学会館)にて開催されました。
昨年の秋に予定していたセミナーが、受講希望者数の都合上、次期セミナーを一カ月繰り上げて、まとめて行う形となりました。今回の受講者は安全面に対する関心が非常に高く、とても有意義な回となりました。今秋開催予定のセミナーについて日程が決まり次第、お知らせいたします。
オランダのフェルドホーフェンに拠点を置くSunlight Research Forum (SRF) が、オランダ保健審議会科学諮問委員会の見解を、2009年12月11日にプレスリリースで発表しました。それをご紹介します。
オランダ保健審議会は、オランダの健康分野に関する最も重要な科学委員会です。その研究・発表・助言はオランダで制定される多くの法案の基礎になっています。
オランダ保健審議会/科学諮問委員会は、屋外の太陽光線やタンニングマシンを使用して、適度に日焼けをすることに問題はないと表明しました。
健康と消費者保護に携わるオランダ保健審議会への報告の中で、科学諮問委員会は、タンニングマシンの使用が皮膚ガンに関わる危険性を高めるとは必ずしも言えないと述べています。
さらに国際がん研究機関 (IARC)が紫外線やタンニングマシンを発がん性のカテゴリー1に分類するという決定に関して、十分な科学的確証に基づいていないことを指摘し、強い疑問の姿勢を示しています。
オランダ保健審議会 科学諮問委員会のメンバーである科学者らは、ビタミンDの生成は90%以上が皮膚でなされ、紫外線を浴びることでそれが活性化されるという、人体への良い影響について解説しています。
「権威あるオランダ保健審議会のような著名な機関が、日光浴を評価するにあたり、正しい根拠に基づいた客観的な基準によって、公正な結論を出していることは大変前向きな兆候である」とSRFのアド・ブランドはコメントしています。
※Sunlight Research Forum (SRF) はオランダに拠点を置くNPO法人で、人体への適度な紫外線照射の効果に関して、医学的・科学的根拠に基づいた最新知識を、多くの人々に提供することを目的にしている団体です。
※オランダ保健審議会が表明した“Advisory letter UV radiation and sunbeds”についてはSRFのサイト www.sunlightresearchforum.eu からダウンロードが可能です。
※オランダ保健審議会に関するより詳しい情報は www.gezondheidsraad.nl/en をご参照ください。
Source:Sunlight Research Forum (SRF)
P.O. Box:71, 5500 AB Veldhoven, The Netherlands
Tel: +31 (0)651 358 180 Fax: +31 (0)40 205 1967
Email: info@sunlightresearchforum.nl
Website: www.sunlightresearchforum.eu
7月29日にイギリスの医学雑誌に掲載されたIARC=国際がん研究機関の発表について、ベルギーのブリュッセルに拠点を置くEUROPEAN SUNLIGHT ASSOCIATION a.s.b.l. (ヨーロピアン サンライト アソシエーション/ESA)の見解を紹介します。タンニングマシンが“ヒ素と同じくらい危険である”と科学者が述べていると伝えたり、屋内でのタンニングを喫煙と比べたりといった欧米のニュースは正確ではありません。これは、実際の研究の結果を誤って解釈して報道されたもので、誤解を招く恐れがあります。日本国内のタンニングマシン利用者、各種タンニング施設、報道関係の皆様におかれましては、正しい情報をご理解くださいますようお願い申し上げます。
※赤ワインやビール、塩漬けの魚は適度に摂取していれば問題ありませんが、過剰に摂取するとリスクを伴う場合があります。
※日光浴・タンニングマシンも同様で、正しい利用方法で適度に紫外線を浴びることは問題ありません。
【再考された研究レポート】
* 使用不能のデータにより除外されたレポート5件
* タンニングマシンが、逆に皮膚がんのリスクを減らすことを示すレポート6件
* 統計上、誤差のあるレポート16件
(例)ある選挙でA候補者の支持率がB候補者を1%リードしていたとしても、
統計上の誤差が5%ならば、その調査内容の信頼性はありません。
【誤解を招く恐れのある統計を含まれているケース】
タンニングマシンがメラノーマのリスクを75%増加させるという報道は正確ではありません。この数字は統計の誤差を考慮していないからです。この研究の著者らは、屋外での日焼けの量や日光に対する敏感さ(白人・黄色人種・黒人などの要素)の考慮しなかったことを認めています。レポートはタンニングマシン使用者のうち75%がメラノーマを発症するという意味ではなく、使用者のリスクが相対的に高くなるという意味です。相対的なリスクなので、元のリスクが低ければ、小さなリスクにしかなりません。
(例)一年のうちに致命的な交通事故に遭う確率が0.013%だと仮定した場合、
そのリスクが75%上がっても確率は0.023%と、実際には低い数値というわけです。
Source : European Sunlight Association a.s.b.l
Brussels Office : Chaussee de Cjarleroi 51, 1471 Loupoigne, Belgium
Phone: +32-67-670114, Fax: +32-67-648048
Email: europeansunlight@skynet.be
Website: www.europeansunlight.eu
この度、IARC=国際がん研究機関が29日、イギリスの医学雑誌にタンニングマシンにも、喫煙と同じレベルの発ガン性のリスクがあると発表し、それが日本でもニュースとして報道されていますが、白人種と黄色人種の紫外線に対する抵抗力は異なり、日本人はもともと紫外線による皮膚ガンの発症の可能性が低いと言われています。皮膚ガン自体の原因も紫外線以外の要因が多数を占めています。過剰な紫外線を浴びることはリスクを伴いますが、JSTAでは肌質に合った安全な利用方法を推奨し、加盟店に指導しています。
当協会(JSTA)が主催する第三回タンニングセミナーが平成21年5月27日、アルカディア市ヶ谷(私学会館)にて開催されました。
協会の前身であるJSAから数えて、記念すべき通算10回目の開催となりました。タンニングに関する正しい知識と安全な利用法を普及させるために、今後も開催していく所存です。
JSTAでは、タンニングサロンをご利用のお客様に、タンニングの目的やタンニングした後の
満足感に関するアンケートを実施しました。
タンニングの目的については、男性の1位は「かっこよくなりたいから」、2位は「健康になりたいから」、3位は「元気になりたいから」でした。女性の1位は「かっこよくなりたいから」、2位は「元気になりたいから」、3位は「健康になりたいから」でした。男女共に1位は「かっこよくなりたいから」ですが、意外にも、「健康」「元気」という健康ニーズが男女共にとても高いことが分かりました。
タンニングした結果については、男性の1位は「気持ちが明るくなった」、2位は「健康になった」、3位は「パワフルになった」、4位は「かっこよくなった」でした。女性の1位は「パワフルになった」、2位は「気持ちが明るくなった」、3位は「かっこよくなった」、4位は「健康になった」でした。この結果から、タンニングすると「気持ちが明るくなり」「健康」で「パワフル」になることが分かりました。
当協会(JSTA)が主催する第二回タンニングセミナーが平成20年11月25日、アルカディア市ヶ谷(私学会館)にて開催されました。このセミナーは当協会の認定資格「タンニングアドバイザー」を養成するためのもので、プログラムの修了者には認定証が発行されます。タンニングに関する基礎知識、マシンメンテナンスに関する基礎知識、ランプメーカーによるUV蛍光管・UVハロゲンランプに関する講義が行われました。当協会の前身であるJSAから通算9回目のセミナー開催となりました。次回セミナー開催は来春予定です。
ニンジンにはビタミンAの基になるベータカロテンがたくさん含まれています。ベータカロテンには紫外線による活性酸素の発生を抑え、夏に痛んだ肌を修復させる働きがあります。また、シミを改善する働きもあります。ニンジンジュースにレモンの絞り汁を少量入れて飲むと、より効果的です。
紅茶を濃い目に入れて、それにガーゼを浸して顔パックすると、屋外の過剰な紫外線で痛んだ肌が改善します。温かい紅茶パックと、冷蔵庫で冷やした紅茶パックを交互にするのも効果的です。パックの後は、保湿クリームを忘れないようにしましょう。
日焼けは皮膚が太陽の紫外線に負けて黒くなるのではありません。
夏に日焼けするのは、紫外線や活性酸素に対する皮膚の防衛対策なのです。紫外線を浴びると皮膚の組織はメラニン色素を増やし、肌色を褐色に変えて、紫外線のエネルギーから細胞を守っています
夏に白い肌のままでいると、紫外線のエネルギーから皮膚を守ることができません。また、白い肌を続けていると、メラニン色素を作る能力が退化し、ますます紫外線に弱い肌になります。